https://d-empowerment.connpass.com/event/158151/
本資料は、上記のリンクイベントのハンズオン資料になります。
前もって、Kicadのインストールを終えておいてください。
https://docs.google.com/presentation/d/1snNYp1PLUf3SXXlUvQgAZVLu_Eddh731iNJzUZOeemY/edit?usp=sharing
■保護回路について
どのような用途、発生確率、費用対効果など検討した上で、保護回路を検討することになります。
たとえば、Arduinoのようなマイコンの場合、ショートする可能性を考えヒューズをいれたり、 静電気等でICが壊れないようにバリスタをいれるなど対策が必要になるでしょう。
ESP32のような大きな電流を使用するモジュールであれば、1A以上流れないようにするICを使用しておくと、 PCに対して安全性が増すといった感じです。
保護回路はそれぞれのICにも含まれているものもあるので様々な要素を検討し、実装するのがよいでしょう。
■配置、配線のコツについて
まず、機能ごとに部品を集めて、それごとに基板上で並べ替える手順が良いかと思います。
マイコンであればICを中心に考えてそこから四方八方に広がるようなイメージでしょうか。
配線であれば、なるべく縦横を合わせるときれいに収まりやすいかと思います。
といった感じになります。
あとは配線を引いてみて部品の配置をもう一度替えてみるというのも手かと思います。
配線自体は直角には曲げないといった基本を守ることが大切だと思います。
■配線・GNDパターンについて
正直、これひとつだけでハンズオンができるようなほど幅広い問題となるので簡単にリンクの紹介のみさせていただきます。
まずは、4つのリンクから見ていきましょう。
様々なサイトのリンクになっています。
ノイズ対策.com
そもそもノイズとは
■オートルータについて
今回の時間では扱いませんでしたが、オートルータを使うことで手軽に配線できます。
向き不向きありますが、興味があれば下記の記事を参考にしていただければと思います。
■ベタグランドとは
GNDが広い面積にある状態を差します。
GNDを広い面積でとる必要について
そもそもGNDは電源や信号の全ての電圧基準であり、信号配線のリターンパス経路にもなります。
電源ノイズをパスコンで逃がすのはGNDです。
シールドや信号ガードするのも通常はGNDを使います。 基本的にGNDは全ての回路の基準電圧になっているのですが、 その基準となるGNDのインピーダンスが高いと、 電位差が生じて同じGND間でもノイズが見えてしまうからです。
引用 : https://www.noise-counterplan.com/article/15136099.html
本ハンズオンに参加していただきありがとうございます。
時間の都合上簡単にそれぞれのツールを触る形になっています。 詳しく触っていきたい場合には本資料ではいろいろと不足する箇所がございます。
もっと触ってみたい方にオススメの本を一冊紹介したいと思います。
https://booth.pm/ja/items/941963
こちらのドキュメントが大変分かりやすいため、ぜひ一冊こちらをご購入していただけると良いかと思います。
電子回路は複雑でいろんな知識が必要となります。ぜひ今回はハンズオンをきっかけに楽しんでいただければ幸いです。